ZAITEN2025年06月号

警察との歪な共存関係、傲慢な〝排除の姿勢〟

【特集】権力一体化と既得権益化で腐る「仲良しクラブ」

カテゴリ:事件・社会

 中央省庁や地方自治体の役場のほか、裁判所や政党、企業・業界団体などに置かれる記者クラブ。なかでも加盟メディア以外への門戸を特に固く閉ざしているのが、警察や検察など捜査機関に置かれている記者クラブだ。  

 警察とクラブはともに「捜査に支障をきたす」ことなどを理由に挙げ、加盟社以外の排除を正当化する。だが記者クラブが、「捜査機関の不祥事隠蔽に寄与しているのは紛れもない事実だ」(あるフリー記者)という指摘もある。

 2012年に兵庫県伊丹市で起きた強姦事件では、被害者の家族が兵庫県警伊丹署に被害届を出そうとしたところ、事件当日に被害者が着用し、犯人の体液等が付着していた衣服を証拠として提出していたにもかかわらず、事情聴取した刑事から「物証がない」などいい加減な理由を並べられ、当初は被害届の受理を拒否された。  

 後日、強姦被害者の家族が、情報開示請求を通じて担当刑事による報告書を入手したところ、「相談者は被害届を出さないことに納得している」など虚偽の報告で事件をもみ消そうとしていたことが判明した。

......続きはZAITEN6月号で。

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