ZAITEN2025年09月号

【企業倫理を問う!】

パーソルHD「ミイダス」〝小学生新聞〟レベルのニュース解説で社会人を支援?

カテゴリ:クレーム・広報

一般常識を解説

 人材サービス業を展開し、売上高が業界2位のパーソルホールディングス(HD)。2025年3月期の連結決算(国際会計基準)の純利益は、前年同期比19・7%増と過去最高益を上げている。  

 そんな業績好調のパーソルグループの中で、〈独自の「可能性診断」によって採用・転職におけるミスマッチを減らしながら入社後の活躍をサポートする世界初の採用・転職サービス〉を謳うのが「ミイダス」だ。

 この「ミイダス」について、読者からメールが届いた。

〈ミイダスの新サービスで、時事問題をわかりやすく解説するというコンテンツがあります。「社会人なら絶対読んでおきたい」とありますが、「ふるさと納税」「オーバーツーリズム」など、すでに一般常識であろう社会問題の概要を解説するのみ。自分で検索すれば、調べられるレベルで役立つとは思えません〉

 読者が指摘するのは今年6月18日にスタートした「ニュース解説」なるサービス。「ミイダス」に登録している個人ユーザー及び「ミイダス」有料プランを契約している企業の従業員向けに「学習コンテンツ」として提供されている。編集部でも確認したが「選択的夫婦別姓」「リスキリング」「DX」「NISA」などがラインナップされていた。

 そこで、ミイダスの担当者に次の4点を質した。
①サービスの対象者は?
②サービスを提供する目的と提供に至った経緯は?
③時事問題として「ニュース解説」にあがるテーマの選定基準は?
④「自分で検索すれば調べられる情報」との指摘があるが、同様の意見が寄せられたことはあるか?

圧倒的なわかりやすさを追求

 まず、対象者についての回答は〈日常生活の中でニュースや時事情報に触れる頻度が高くない社会人〉とし、〈ビジネスパーソン個人の「今さら聞けない」という悩みと、経営層の「社員に知っておいてほしい」という願いの双方に応えるため、新しい学びの形として、圧倒的なわかりやすさを追求した学習コンテンツとして開発しました〉と、サービス提供の目的と経緯を説明。

......続きはZAITEN9月号で。

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