ZAITEN2026年7月号
「進撃のアクティビスト」vs「怯える上場企業」
【特集】京葉銀行「宝くじ」で株主の歓心を買うセコさ
カテゴリ:企業・経済
大口の機関投資家ほど投資金額に対する利回り(優待利回り)が低くなるほか、そもそも外国人投資家の場合は恩恵を受けられないことも多いなどの理由から、「株主平等原則に反する」との批判が根強い株主優待制度。特に近年増えている、QUOカードなどの金券を株主優待として進呈している企業に対しては、「大量の金券を購入して会社の資産を流出させるくらいなら、その分を配当に回すのが筋」(ある投資家)という、至極もっともな批判が響く。
そうした中、QUOカードどころか「宝くじ」を株主に贈っている上場企業も、わずかながら存在する。そのひとつが、東証プライムに上場し、第二地方銀行としては全国第2位の資産規模を誇る京葉銀行だ。
同行公式ホームページによると、この優待制度は同行の株を500株以上5000株未満保有する株主に対して、「サマージャンボ宝くじ」もしくは「年末ジャンボ宝くじ」を5枚、5000株以上の株主には10枚進呈するというもの。ただし優待を受けるには、「京葉銀行の口座に定期預金残高が100万円以上あること」という条件も付けられている。
どうやら、京葉銀行に限らず、多くの地方銀行が個人向け商品として一般販売している「宝くじ付き定期預金」の仕組みを、株主向けにアレンジしたもののようだ。
なお京葉銀行は「選べる優待制度」を謳っており、同行の「スーパー定期」に年0・2%を上乗せする「金利優遇コース」も株主優待のひとつとして行っている(預入限度額あり)ほか、案の定というべきか、1年以上継続して500株以上保有するすべての株主にQUOカードを進呈している。
......続きはZAITEN7月号で。
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