ZAITEN2023年04月号

中国との密接な関係を追う―

公安が注視する「銀座」の高級クラブ

カテゴリ:事件・社会

電通と政治家――。

 この癒着に対する東京地検特捜部の執念は半端なものではないようだ。昨年来、東京五輪を巡って、広告最大手・電通がかかわってきた数々の事件を摘発してきたが、電通と政治家に的を絞って、さらに別の捜査を秘密裏に開始していたことが本誌の取材で明らかになった。  

 発覚の発端は、意外なことに警視庁公安部の捜査だった。話はやや長くなるが、なぜ公安部が捜査を行っていたのかも興味深いため、一連の経緯を説明しておこう。
 

......続きはZAITEN4月号で。

購読のお申し込みはこちら 情報のご提供はこちら
関連記事

オープンハウス「社員が詐欺事件逮捕」にも沈黙

【特集】山口放送「違法総会運営」を最高裁が断罪

【特集】天下りのために「親子上場」粗製乱造の愚

「〝亡国の制度〟を即刻廃止せよ」 立教大学研究員 平嶋彰英

筑波大学「文系学部統廃合」の動きに教員悲憤

オープンハウス「社員逮捕」隠蔽の異様

【特集】現役・OB匿名記者座談会

【特集】権力一体化と既得権益化で腐る「仲良しクラブ」

【特集】海外ジャーナリストから見た異常性

【特集】「記者クラブ依存」のメディアに未来はない 立教大学教授 砂川浩慶