ZAITEN2026年4月号

アステラス製薬 安川会長「AI高評価」に〝1人ご満悦〟

カテゴリ:企業・経済

 国内医薬品メーカーをメンバーとする業界団体・日本製薬団体連合会(日薬連)トップを務めるアステラス製薬会長の安川健司が開き直っている。本誌3月号で報じた通り、2025年12月に開かれた厚生労働相の諮問機関である中央社会保険医療協議会(中医協)に日薬連会長として出席した際、「自己資本利益率(ROE)5%が稼げる」薬価が必要だと〝放言〟し、波紋を呼んだ。

しかし、発言を省みることもなく、同様の主張を繰り広げているのだ。業界内では安川を微温的に支持する経営者もいるものの、水面下では反発する医師ら医療従事者も多く、「製薬会社の経営者がすべて同じだと思われては困る。黙っていてくれないか」(競合幹部)とやきもきする向きも少なくない。 「私の発言が風穴を空けたとの評価だった」。

1月21日付の製薬業界向けニュースサイト『ミクスオンライン』は、前日にあった日本ジェネリック製薬協会の賀詞交歓会で挨拶した安川の発言をこう紹介した。安川が厚労省や医療従事者から顰蹙を買った「ROE5%」発言を人工知能(AI)で自社の社員に分析させたところ、どのような論拠でそうなったかを示すことなく、このような前向きな評価だったと胸を張り、改めて自らの正しさを訴えた。

......続きはZAITEN4月号で。

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