2021年1月号
三菱重工「終わりなき経営危機」
ようやく三菱スペースジェットの事実上の凍結を発表した三菱重工。しかし、歴代トップの責任は不問に付され、深刻なモラルハザードが重工を覆う。重工はすでに立ち直れない瀬戸際にある―。
MSJZAITEN2021年01月号三菱スペースジェット三菱重工佃和夫大宮英明宮永俊一泉沢清次
富士通"壊し屋ジーパン社長"時田社長の陥穽
東証システム障害の戦犯と名指しされる富士通だが、最近の同社のイメージは異なっていた。ノーネクタイの社長、時田隆仁による〝猪突猛進〟の改革のお陰だが、その真意や如何に――。
ZAITEN2021年01月号富士通日本取引所グループ時田隆仁東証
スズキと地元静岡を翻弄する「鈴木修」の晩節
社長就任から40年余り。長男を社長に据えてもなお、〝退く〟ことのないスズキ会長の鈴木修。コロナ禍で主力のインド市場は惨憺たる状況の一方、地元静岡・浜松でも波乱を巻き起こしている。
ZAITEN2021年01月号スズキ鈴木修
2020年12月号
「ユーザベース」の海外M&Aが大失敗
「経済を、もっとおもしろく。」を標榜するイケイケの“意識高い系”経済メディア、ニューズピックス。その運営会社、ユーザベースの創業トップが突如辞任した――。
ZAITEN2020年12月号ニューズピックスユーザベース海外M&A
日本取引所JPX清田CEOに「クビ」の必罰
10月1日、全銘柄が終日売買停止という前代未聞のシステムトラブルを引き起こした東証。しかし、親会社JPXトップの清田瞭は利殖スキャンダルに塗れる有り様。今度こそクビが危ない。
JPXZAITEN2020年12月号日本取引所グループ東証清田瞭
JTB「GoToトラベル」でライバルに嫌がらせ
まさに〝火事場泥棒〟というに相応しい。コロナ禍を受けたGoToトラベルキャンペーンだが、その予算を恣にしているのが旅行業界盟主のJTB。果ては、ライバル社潰しにまで使う悪辣ぶり。
GoToJTBZAITEN2020年12月号国交省観光庁
GoTo混乱で観光庁長官「処分」に菅首相の人事介入
GoToZAITEN2020年12月号国交省経産省観光庁
三菱商事を引きずり込む「三菱自動車」の泥沼
三菱商事が、業績不振の三菱自動車のせいで、総合商社トップの座から陥落しようとしている。三菱自は今期、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって巨額赤字を計上する見通しとなり、経営は危機的な状況だ。アライアンスを組む日産自動車とルノーも同様に業績不振に苦しんでおり、三菱自の支援どころではない。そこに三菱自を長年にわたって引っ張ってきた元会長の益子修が8月に死去したことで、社内の分裂は一段と深刻になっている。三菱自プロパー社長の加藤隆雄はリストラばかりに熱心で、「リーダーシップの欠片もない」と社員も呆れ顔で、再建は見通せない。三菱自への肩入れを続ける三菱商事を巻き込んで「共倒れになる」との観測も現実味を帯びてきた―。
ZAITEN2020年12月号三菱商事三菱自動車倉橋政嗣加藤隆雄垣内威彦戸出巌
みずほFG「20年」の奈落の底
今年9月、統合から丸20年を迎えたみずほFG。しかし、飛び交うのは〝暗い話〟ばかり。そんな中でも、社長の坂井辰史は来年就任予定の全銀協会長職に喜色満面というから、救いがない―。
ZAITEN2020年12月号みずほフィナンシャルフループみずほ銀行佐藤康博坂井辰史
三菱UFJ平野会長「経団連会長獲り」の仰天
三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の〝天皇〟として行内で〝恐怖支配〟を敷いてきた平野信行会長が、新たな権力の座を奪取しようと蠢き出した。そのポストとは経団連会長という……。どういうことか。
MUFGZAITEN2020年12月号三毛兼承三菱UFJ平野信行
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ZAITEN2025年11月号 2025年10月1日発売 ¥1,100(税込)
SBI北尾が宣う「新生銀の上場時時価総額」に市場が難色
ダルトン「買収防衛策」包囲網で万事休す
田辺三菱「高給取り新経営陣」起用の〝放蕩ぶり〟
日本製鉄〝鬼っ子〟USスチールの「深刻な危機」
令和の「信用金庫・信用組合クライシス」