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2021年07月号

小林喜光会長就任で経産省が焦る「東京電力」解体シナリオ

社長の小早川智明が経産省に平身低頭、もはや経営の当事者能力を失った東京電力。そこに東電を熟知する三菱ケミカルHDの小林喜光が会長として招聘された。手腕に期待が集まる中、経産省は小林の挙動に戦々恐々だ――。

ZAITEN2021年07月号小早川智明小林喜光嶋田隆川村隆東京電力東京電力ホールディングス梶山弘志経産省

2020年11月号

三菱商事 垣内社長「異形の独裁」経営【5/13全文無料公開】

「同業首位の絶対死守」を掲げ、ナンバーワン商社を標榜してきた三菱商事。しかし、2021年3月期決算は伊藤忠商事が5年ぶりに首位を奪還、片や三菱商事の最終利益は20年3月期比67.8%減の1725億円と、2位どころか4位に転落した。民放キー局で揶揄される「振り返ればMXテレビ」よろしく、過去最大の赤字に沈んだ住友商事の"上"という「振り返れば住商」の体たらくなのである。三菱商事からすれば、この失態の理由を新型コロナウイルス禍に転嫁しているようだが、果たしてそうなのか――。すべての経営責任は、社長在任5年を迎えた垣内威彦に帰せられるのが筋であることは言うまでもない。コロナなど、その目くらましに過ぎないのだ。そこで、本誌「ZAITEN」は垣内本人の責任を問うべく、20年11月号(同10月1日発売)掲載の特集レポートを特別に全文公開したい。本稿で描かれるのは、特異なパーソナリティを持ったトップを戴く巨大企業の暗澹とその必然であり、まさに「魚は頭から腐る」の一例と言えよう――。

ZAITEN2020年11月号三菱商事中西勝也垣内威彦

2021年06月号

JT 寺畠社長「大量首斬り」で払う"爆買いM&A"のツケ

国内事業のリストラで糊塗し、偽りの「グローバル企業」を演出してきたJT。その旗振り役を務めてきた社長の寺畠正道は加熱式たばこ戦略の対応を大きく誤り、もはや起死回生の策も講じられないでいる。

JTM&AZAITEN2021年06月号たばこリストラ丹呉泰健寺畠正道財務省

2021年06月号

三井住友信託「旧住友に敗れた旧三井」の窮鼠猫を噛む

一時は元金融庁長官、森信親の逆鱗に触れて逼塞を余儀なくされた元会長で旧住信勢の首領、常陰均。しかしその野望は潰えることなく、旧三井信託勢のパージに血道を上げる。そして、内紛は新たな局面に――。

ZAITEN2021年06月号三井住友三井住友トラスト・ホールディングス三井住友信託三井住友銀行大久保哲夫大山一也山口信明常陰均松下功夫橋本勝高倉透高橋温

2021年06月号

大塚顧問が君臨「JR東日本」労務・企画系支配に遠心力

関係者の間で注目を集めた労務畑出身の〝強面常務〟喜勢陽一の人事異動。その陰には会長の冨田哲郎、そしていまも経営に容喙する顧問、大塚陸毅の意向があるという。

JR東日本ZAITEN2021年06月号冨田哲郎労組喜勢陽一大塚陸毅深沢祐二西野史尚

2021年06月号

岩谷産業「老老経営」後継に"失脚専務"復活の暗澹

オーナーでもない会長の牧野明次と副会長の渡辺敏夫が経営を壟断する〝水素銘柄〟岩谷産業。刎頚の友の反目が囁かれる中、5年前に失脚した専務が花形部門のトップに凱旋帰国した……。

ZAITEN2021年06月号岩谷産業広田博清渡辺敏夫牧野明次間島寛

ZAITEN2021年05月号

みずほ行員「自宅待機5年」退職強要の戦慄【全文無料公開、5/19改定】

直前までは佐藤康博以下、経営陣から顕彰されていた中途入行の行員は“1通のメール”で働き盛りの40代を棒に振った。さらに、悲痛な「内部通報」は捻じ曲げられた―。行員を人とも思わないみずほ人事部の恐るべき実態とは――。

ZAITEN2021年05月号みずほみずほ銀行パワハラ人事石井哲退職強要須見則夫

2021年05月号

ブリヂストン「大リストラ」と「製造不正」疑惑

実に69年ぶりの最終赤字を計上したタイヤ世界首位級のブリヂストン。会長の津谷正明らを追放し、名実ともにトップに君臨する石橋秀一は、今や「リストラの鬼」と化す。その一方、製造現場では……。

ZAITEN2021年05月号ブリヂストンブリヂストン甘木工場不正東正浩江藤彰洋津谷正明石橋秀一荒川詔四

2021年05月号

カシオ「パワハラ和宏社長」で潰える同族支配

写真週刊誌『フライデー』で、社長の樫尾和宏のパワハラを報じられたカシオ。トップを巡る驚愕の醜聞だが、告発を無視した上、社長自ら釈明にもならない反論を打つなど、事程左様に同社の経営は迷走している。

ZAITEN2021年05月号カシオパワハラ樫尾和宏

2021年05月号

みずほ「佐藤会長vs.坂井社長」で沈没の必然

「魚は頭から腐る」。このメガバンクに幾度となく冠してきた慣用句だが、もはやみずほに“頭”はないのかもしれない。3度目のシステム障害を引き起こす一方、経営は新旧トップの内紛に明け暮れている。度し難きその内実とは――。

ZAITEN2021年05月号みずほみずほ銀行佐藤康博坂井辰史石井哲藤原弘治

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