2020年12月号
NEC「復活」のフェイクニュース
NTTとの提携などを受けて「電電ファミリーの長男坊」NECが、仮初の活況を呈している。菅政権によるデジタル特需の期待も膨らむが、度重なるリストラに呪われた会社に復活の目はない。
NECZAITEN2020年12月号松橋郁夫遠藤信博
JR博多駅を占拠した「プロミス」広告に異議あり
コロナ禍の駅で、人通りの少ない殺伐とした空気の中、消費者金融に誘い込む映像や音声が延々と流されている光景は、考えるだけでゾッとする―。
JRJR九州ZAITEN2020年12月号サラ金プロミス博多駅
焼きが回った日本製鉄の「無策経営」
新型コロナ禍のドサクサで目立たなかったものの、第1四半期で420億円の赤字決算を計上した日本製鉄。その本質は著しい国際競争力低下と、馴れ合いに堕した歴代トップたちの〝無能経営〟にある―。
ZAITEN2020年12月号右田彰雄呉製鉄所宗岡正二宮本勝弘日本製鉄橋本英二進藤孝生
2021年1月号
三菱自動車「業績も悪いが『最低・最悪の広報体制』」
2021年1月号三菱自動車
邪悪な「スガノミクス」新型利権政治の正体
自民党内の派閥力学の結果とはいえ、久方ぶりの〝叩き上げ政治家〟が我が国宰相の地位を掌中に収めた。発足直後の支持率も上々で、菅義偉内閣に対する国民の期待値は高まっているように見えるが、その本質は、前政権とは異なる〝邪さ〟を孕んでいる――。「規制改革」を御旗に掲げるものの、新首相の菅が重用するであろう人物たちを見れば、その意味するところは自ずと明らかになるだろう。小泉純一郎政権を駆って、我が国経済の風景を一変させた竹中平蔵をはじめ、「成長戦略」をダシに、むき出しの縁故資本主義がより強烈な形で我が国を覆い尽そうとしている――。
SBIZAITEN2020年11月号北尾吉孝和泉洋人竹中平蔵菅政権菅義偉
三菱地所が放置「共用部分」の手抜き工事
多くの購入者にとっては、人生で最も高い買い物であろうマンション。しかし、事業者を信用すると痛い目を見ることになりかねない。たとえ大手デベであろうと――。
ZAITEN2020年11月号マンション三菱地所住宅トラブル
「小泉進次郎」を操るGPIFの水野弘道元CIO
GPIFを事実上クビになった最高投資責任者の水野弘道。世耕弘成との誼で成り上がったファンドマネージャーだが、その野望はとどまるところを知らないようで……。
GPIFZAITEN2020年11月号世耕弘成小泉進次郎水野弘道
スガノミクスに群がる官僚と経営者たち
7年8カ月ぶりの宰相の交代。番頭の官房長官から新首相に就いた菅義偉は安倍晋三前政権の政策の継承を掲げるが、頭が変われば霞が関の勢力図も業界の利権構図も自ずと変わる――。早くも「スガノミクス」を巡る蠢動が始まっている。
SBIZAITEN2020年11月号デジタル庁デービッド・アトキンソンパソナ今井尚哉佐伯耕三北尾吉孝北村滋和泉洋人国交省増田寛也大坪寛子安藤久佳山田真貴子新原浩朗日本郵政森信親海外交通・都市開発事業支援機構矢野康治竹中平蔵経産省総務省菅政権菅義偉谷脇康彦財務省鈴木康雄長谷川栄一
菅政権は「竹中平蔵直伝の"政商"内閣」だ
郵政民営化を強行した小泉政権の下で、総務大臣と副大臣をともに務めた“師弟関係”の竹中平蔵と菅義偉。それから約15年、首相菅が通謀するのは、やはり竹中を置いて他にはいない。国民生活が危機に晒されようとしている。
ZAITEN2020年11月号アベノミクス成長戦略政商植草一秀構造改革水道民営化竹中平蔵菅政権菅義偉
「聖路加国際病院」乗っ取りを図る"立教人脈"
故日野原重明医師が超一流のブランド病院に育て上げた聖路加国際病院が内紛に揺れている。立教大出身の糸魚川順理事長は、15年間院長を務めてきた福井次矢医師の追い出しを画策。さらに立教OBの監事の再任問題も浮上するなど、聖路加は混迷を深めている。
ZAITEN2020年11月号日野原重明立教聖路加国際病院
39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49
ZAITEN2025年11月号 2025年10月1日発売 ¥1,100(税込)
IT上場「SHIFT」関連会社の文化財所有に懸念
佐高 信 vs. 古谷経衡「参政党の起源は〝ネトウヨの落ちこぼれ〟」
日本製鉄〝鬼っ子〟USスチールの「深刻な危機」
令和の「信用金庫・信用組合クライシス」
東京電力 経産省が完全国有化目指すも「資金繰り破綻」寸前