企業・経済

ZAITEN2022年04月号

【特集】ブリヂストン石橋CEO「人売り経営」の失策隠蔽

本誌でもその密室主義、パワハラ気質ぶりを再三報じてきたブリヂストンCEO(最高経営責任者)の石橋秀一。さる2月発表の2021年12月期決算は前年の赤字から一転、最高益を叩きだした。石橋流の強権経営の面目躍如と言えるが、その実態はあまりに空疎。なぜなら決算発表に先立つ2カ月前、ブリヂストンは非タイヤの化工品2事業を譲渡することを発表したからだ。実に8000人に及ぶ転籍ながら、社員たちは先行きの詳細をいまだ説明されていない上、経営トップである石橋からは何ら直接的なメッセージは発せられていない。そればかりか、売却される事業の迷走と混乱を引き起こしたのは、当の石橋本人というのだ―。失策の「舞台」そのものを消し去った〝演技性経営者〟の責任を問う。

ZAITEN2022年04月号ブリヂストン石橋秀一

ZAITEN2022年05月号

【職場ウォッチング第54回】村田製作所

 口コミサイト「OpenWork」が調査した「第二新卒が選ぶ、待遇と成長を両立する企業ランキング」では第10位である。「社是(左頁写真)を最上級の価値観としており、役員自ら浸透を図るための研修や対話会を行っている」(40代社員男性) そんな村田製作所の内部環境とはどのようなものか。

ZAITEN2022年05月号村田製作所

ZAITEN2022年04月号

みずほ「木原新社長」就任で改革にフタ

FG社長だけの看板を付け替えて見切り発車したみずほの新体制。歪な船出で舵取りを務めるのは時の官房副長官の兄、木原正裕。岸田文雄よろしく「聞く力」を売りにするが、経営責任と構造改革を封印した格好だ。

ZAITEN2022年04月号みずほフィナンシャルグループみずほ銀行木原正裕

ZAITEN2022年04月号

【特集】希望・早期退職「新型リストラ企業」の経営者責任

コロナ禍の影響もあり、各企業では希望・早期退職者を募集する傾向が目立つ。2020年には93社で約1万8000人の募集だったが、比較的世間がコロナ慣れてしてきた昨年も84社で約1万5000人と大規模募集は止まらない。前年と比べ企業数・募集人数はともに減少したが、依然として高水準である。外的環境の変化によって経営の見直しが求められた結果の施策であれば分からなくもないが、中には「業績良好」の企業も目立つ。〝経営戦略〟〝再スタートの支援のため〟と言えば聞こえはいいが、これはもはや「新型リストラ」と言える。改めて経営者責任を問う――。

ZAITEN2022年04月号リストラ希望退職早期退職

ZAITEN2022年04月号

みずほ銀行も見捨てる「ソフトバンク」の命脈

英半導体設計大手「アーム」売却の当てが外れ、窮状が深まるソフトバンクグループ。それでも総帥の孫正義は虚勢を張るが、米金融引き締め、米中対立で投資環境は悪化。果ては〝貯金箱〟のみずほ銀行も……。

ZAITEN2022年04月号ソフトバンクソフトバンクグループ孫正義

ZAITEN2022年04月号

JR東海〝病身説〟葛西敬之が「雑誌登場」にどよめき

ZAITEN2022年04月号リニア葛西敬之JR東海

ZAITEN2022年04月号

【職場ウォッチング第53回】住友商事

米フォーチュン誌が選出する「Fortune Global500」に27年間選出され続けているほか、ダイヤモンド社「年収が高い会社ランキング2021」で第9位(平均年収1356・4万円)、OpenWorkによる「働きがいのある企業ランキング2021」でも25位にランクインしている。そんな住友商事の内情とはいかなるものか。

ZAITEN2022年04月号住友商事

ZAITEN2022年04月号

【特集】巧妙化する「新型リストラ」の手口

コロナ禍で加速する黒字企業の希望・早期退職募集。「コストパフォーマンスの高い社員だけ残ればいい」 という企業の本音がより鮮明になる中、退職させたい社員への違法スレスレの退職勧奨が横行する―。

ZAITEN2022年04月号、新型リストラ企業

ZAITEN2022年04月号

【特集】明暗分けた「リストラ企業」アンケート調査

3000人規模の希望退職者を募ったJT、約2000人を募ったホンダ……。しかし、片や事業再建、 片や社員の「ライフシフト」と、両社でその理由は大きく異なる。リストラ企業に〝経営責任〟を問うた―。

ZAITEN2022年04月号ホンダ新型リストラ企業藤田観光JTLIXIL

ZAITEN2022年04月号

【新あの人の自宅】JT(日本たばこ産業)寺畠正道(56)社長

JTZAITEN2022年04月号寺畠正道日本たばこ産業

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